影踏み

7 8月
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通常「影踏み」は踏んだ方の勝ちではあるが、現状のビジネスシーンにおける影踏みは地雷を踏むのにも等しい行為となりうる。ここで言う「影」とは「シャドーIT」と呼ばれる物で、管理者の預かり知らぬ所で無許可に使用されるIT機器の事である。業務用の端末にMDM管理、オフィスのPCには堅牢なウイルス対策に十分なスキルを持った専門家と、十分な対策を講じていても、内側から勝手口を開けられては意味がない。また業務用端末やMDMといったITインフラが未整備の場合には従業員が自主的に自前の端末を業務利用し生産性を高めようと努力した結果として情報漏洩や個人情報の流出のリスクを高めてしまう事もあるし、スマホへの対応が遅れているとPCから容易にスマホにデータを移される事もある。一般的にUSBメモリへのコピーはシステムが監視しているが、スマホが抜け穴となったケースも存在する。そういう意味では「影」は至る所に存在する。使わないなら使わない為の対策も急務と言える状況であり、IT化の流れを傍観できる時期はとうに過ぎていると言えるだろう。http://ascentnet.co.jp/mdm-modem/

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