最適化

16 8月
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MDM利用における「制限」の一つに端末毎のアクセス権を個別に指定する事もできる。制限というよりは不要なものを省くことで仕事の効率化も可能とする物でいざという時のリスクも最小限に抑えられる。逆に言えば端末を持つ全社員が社の全ての情報にアクセスできる必要はない。業務内容や部署毎の役割に応じてアクセス権を適切に管理すれば、「捜し物」の際にもかなりの効率化が可能だ。書類一枚をカバンから探すのと倉庫から探すくらいの差が出る部分だ。もちろんこの効率化、最適化の段階においてはある種の社内調整も必要になるかもしれない。最適化したつもりが、必要なデータにアクセスできないでは仕事が滞る事にもなりかねない。この手の作業は独断で行うよりも、MDMを活用し、利用履歴などの情報収集システムを活用し、アクセスする情報の頻度などを分析してから、不要な部分を徐々に取り除いていけばいい。もちろん部署毎に仕事が明確に細分化されているなら明らかに関係ない部分はザックリと処理することもできるだろう。

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